すきなたべものなんですか？

さてさて次の日記。

８月１３日(土)
bonobosワンマンライブ日比谷野外音楽堂

この日はボーカルの蔡（忠浩）くんの誕生日でもある。
おめでとう。

bonobosのライブはやっぱりレインボーな感じ。
七色に発光してる。とくに野音は。

帰りの電車でともだちと話したけれど、
自分の中にあるキラキラした何かが弾けだす感じなのだ。
キラキラが降ってきたり、与えられるんじゃなくて。
自分の中にある何かがぐわっと。
なんとも幸せな気持ちになるのです。

わたしは、bonobosはもちろんだけれど、
蔡くんの表現が好きだ。
音楽もことばも。

新曲「Go symphony!」も素晴らしかった。

震災のあと、底抜けに明るい曲をとつくったそう。
聴きながら、被災地を日本中をこの曲が駆け巡るのが浮かぶ。
ちょっと泣く。

たくさんの人に聴いてほしいです。

日々の愛しさを忘れませんように。

9月7日発売です。
5日(月)からはTBSラジオの推薦曲に。
毎日野菜詰めながらTBSラジオきいてるので嬉しい。

今日で８月も終わり。
いやはや、なんというスピードかしらー。

あわててためこんだ日記書きます。
夏休み最終日だもんね。
さかのぼり夏日記。


8月19日(金)

ピラニアンズのライブに行く。

ピラニアンズは、超絶ピアニカのピアニカ前田さん率いるバンドです。
そんでドラムに坂田学さんもいる。

ピアニカ前田さんは、けっこうなお歳なのに、
さっぱり落ち着きがなく、
なでしこジャパン澤さんのキャプテンシーを見習おうと
髪をのばしたりしています。
演奏中に、自らドライアイスをおたまですくって、
目の前の水をいれたポットにいれてスモークつくってた。

そして、後ろのメンバーとの温度差がすごい。
坂田さんなんて、前田さんがなんかやっても全然表情変わらない。

でも、やっぱり演奏がめちゃめちゃかっこいいのです。
おもしろかったー。

一緒のテーブルだった親子さんや
カップル（おもに彼女）とおしゃべりしたり、
落書きしたりもしてとてもよい時間でした。
またいこうー。
ピラニアンズ。

ピアニカ前田さん、素晴らしい。
こんな大人になりたい。

あっというまに桜が満開な東京。
昨日は、イラスト仲間と桜を見ようとくりだす。
あいにくの雨で外でごはんは断念。
地震後、初めて会ったので、近況を報告し合う。
変わったこと、変わらないこと。いろいろ。

その後、わたしはbonobosのライブへ。
地震の後は見られないんじゃないかと思っていたけれど、
よかった無事にこの日がむかえられて。
来たくても来られなかった人もきっといる。
それを思うと、きゅううっとちぢむおもいもある。

地震前とは、音楽を聴くこころもちも変わっているのも事実。
でも、久々に生の音にどっぷり浸かって、
とんだり跳ねたりできて楽しかった。

「春の嵐」という曲がとくに良かった！
この季節に聴きたくなる曲のひとつ。
フルートが、なんとも軽やかでかわいらしいアレンジになっていて、
淡い光が、ふわりふわりと跳ね回るよう。

こうして音楽を聴けるわたしはしあわせ。
bonobosもきっと歌いにいくよと言ってました。
あとさだまさしも。
（前の日に「今夜も生でさだまさし」をみていた。）
まだ、歌なんて聴ける状態じゃないだろうけど、
かならず歌いにいくよと。

そうだねそうだねとうなずくばかりです。

雨のした
あなたの歌う思い出は
見たことのない
「けひのまつばら」


十五夜に友達が来訪。
ごはんをすませて来てもらったので、
お月見団子を作りました。
まあ、白玉ゆでただけですけれど。
あんこと、みたらしと、きな粉を作っておく。

ワタシは、手みやげに貰った「山ちゃんの手羽先」によなよなエール。
月は見えないけれど、最高のお月見。イエイ。
ごちそうさまでした。

翌日は、風呂ロックで蔡忠浩。
外は、冷たい雨が降っていたけれど、
銭湯の洗い場のタイルが素足に暖かい。
蔡くんの声にも、なでられるようで、
とても穏やかな気持ちになる。

カバー曲も、ソロ曲も、ボノボの曲も、
素晴らしかった。
ああ、本当に好きです。
どうか、元気で歌い続けて下さい。
どうかどうか。

蔡くんのおばあちゃんちの想い出、
気比の松原を歌っていて、それがまたよかった。
見たことはないけれど、
聴いていてワタシの思い出にもなりましたとさ。

さー、今から、パレットクラブの落語会のお手伝いだー。
緊張する。
しかも、ヘルペスができて残念な顔なのだ。
ひーー。

ここのところ、毎日スープ。
セロリや、タマネギや、人参や刻んで炒めてくつくつ。
野菜のみのミネストローネ。
混ざり合っておいしくなる。
セロリの存在の大きさを感じる。
セロリがないとマヌケになるんですね。
一日一回は温かいものを食べるといいって、野球の工藤の奥さんが言ってた。
だから、スープです。
温かいスープはココロも体も温まる。

そんな、スープみたいな時間。

近所のカフェに小田晃生さんがやってきました。
弾き語りライブ。
懐中電灯片手にてくてく向かいます。

酔っぱらった小田さんと、子どもたちの掛け合いに笑い。
じんわり染みる歌声とギターに泣く。

カフェの雰囲気や、そこにいる人たちすべてがぴったりとしていた幸せな時間。
こんなステキな時間が歩いたとこにあったとは！

ワインもパイもおいしいしかった。
ステキなフライヤーと仕掛けを作っていた地元のイラストレーターさんにも出会えました。
いい夜だった。

ワタシもこんな温かい気持ちになれるような空間をつくれるようにがんばろう。

そしてまた、小田さんの歌（たまにキセル）を聴きながらひたすら描くのだ。

いってきました。
グッドラックヘイワのワンマン。

今いちばん夢中なアーティスト、グッドラックヘイワ。
想像を簡単に超えてしまう、グッドラックヘイワ。
鍵盤とドラムの、グッドラックヘイワ。
笑顔がキュートだ、グッドラックヘイワ。

まだまだ、いくらでも言えますけどここらへんでやめときます。

本当にすばらしい２人組です。
めちゃめちゃかっこいい。ためいきがでるほど。

ゲストのみなさんもすばらしくて、グッドラックの音楽を、またちがう質感で楽みました。
ん〜、素晴らしすぎる夜だった！！
行ってよかった〜。

そんな、ステキな２人組のステキな愛機を描きました。
数ヶ月前に。